働く高齢者の年金減額基準引上げ 来春で検討

働く高齢者で一定の収入がある人の厚生年金をカットする「在職老齢年金」制度について、
厚労省は2026年4月にも見直す方向で検討に入りました。

65歳以上で働いている場合、賃金と、基礎年金を除いた厚生年金の合計額が50万円を超えると、厚生年金が減額されます。
この基準額を、62万円に引き上げる方向で調整中とのことです。

ほかに、子どものいない現役世代の夫婦が死別した際の遺族厚生年金の見直しについて、28年4月から新制度を適用する方向です。
5年の有期給付となる女性(妻)の対象を広げ、現行では30歳未満としているのを、40歳未満に変更。
その後、20年をかけて60歳未満まで引き上げる考えです。
男性(夫)の場合、現行では55歳未満だと受給権を得られませんが、夫も年齢要件を撤廃し、新たに有期給付の対象とするとのことです。

ニュース元:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/DA3S16127921.html?iref=pc_ss_date_article

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