つながらない権利

リモートワークやデジタルツールの普及で「いつでも仕事につながれる環境」が広がる一方、
仕事と私生活の環境が曖昧になり、長時間労働や健康への悪影響が課題となっています。

情報連合は「時間主権の確立」を重要な政策に掲げています。
時間主権とは、仕事だけでなく生活や家族、自分らしい時間を大切にすることです。
2024春闘から「つながらない権利」の確立を方針化しました。
具体的には、勤務時間外のメール送信の原則禁止、休日や深夜の業務連絡の制限、
勤務時間外の連絡に応じなかったことを理由とする不利益取り扱いの禁止などです。
厚生労働省はガイドラインを示していますが、現行法には「つながらない権利」を直接保証する法律はありません。

労働者が抱える不安は、つながらない権利があっても実際は連絡を拒否しにくいと考える人は多いと思います。
そのため、具体的なルール化が必要とされています。

今後は、ハラスメント防止や心理的安全性の確保と同様に、「勤務時間外に安心して業務から離れられる職場づくり」が企業に求められるテーマになっていくと考えられます。

ニュース元:「時間外の連絡ルールの制定・協定化や創造性を高める環境整備を春闘要求に掲示ー柔軟な働き方のデメリットをカバーする労働組合の取り組み」
独立行政法人 労働政策研究・研修機構https://www.jil.go.jp/kokunai/blt/backnumber/2026/04/tokushu_01.html

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