ミスマッチの転職市場について
先月に厚生労働省が公表した「一般職業紹介状況(令和4年3月分及び令和3年度分)について」によると、
企業の求人が回復傾向にあるにもかかわらず、仕事を探す人の数が高止まりしていることがわかります。
令和3年度の月平均有効求人数は、前年に比べ、9.5%増の2,265,947人でした。
令和2年度が22.3%減少した時に比べると、大きく回復したことがわかります。
その一方、令和3年の有効求職者数は、前年に比べ3.9%増の1,955,923人です。
そして、令和3年度の就職件数は、前年比で1.5%増の103,605人にとどまっています。
コロナ禍の影響を受けて、求人が増えても仕事を探している人が減っていない傾向にあるようです。
製造業や情報通信業の求人数が増えても、卸・小売りや飲食サービスの求人数の回復が遅れています。
詳しくはこちらです。⇒https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/000930795.pdf
今年のゴールデンウイークは3年振りに人の移動が活発になりました。
この状態が続くように祈るばかりです。