有期契約労働者の無期契約転換権利 使用者に明示義務
厚生労働省は、労働契約法第18条の無期転換ルール見直し案を示しています。
要件を満たす労働者に対して、無期転換申込機会の通知を使用者に義務付けるというものです。
また、有期契約労働者に対する契約更新上限を新たに設ける場合も、その理由の説明義務を使用者に課すという案が明らかになりました。
※ 労働契約法第18条(無期労働契約への転換)とは?
同一の使用者との間で、有期労働契約が通算で5年を超えて繰り返し更新された場合は、
労働者の申込により、無期労働契約に転換するというものです。