最低賃金 1054円で調整 過去最高の50円引上げ
最低賃金(時給)の今年度の引上げについて、厚労省の中央最低賃金審議会は、
全国平均で過去最高となる50円(5%)増の1054円とすることで最終調整に入りました。
物価高が長引く中、大幅な賃上げが必要と判断したとみられます。
最低賃金審議会は、労使の代表と公益代表の有識者で構成されています。
毎年、都道府県を3ランクに分けて引き上げ額の目安を指示し、これを参考に都道府県ごとの地方最低賃金審議会で決まります。
物価上昇の影響を差引いた実質賃金は、5月まで過去最長の26か月マイナスが続いています。
こうした中の最低賃金引上げとなります。
ニュース元:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASS7R3JF6S7RULFA01YM.html