「年収の壁」解消へ助成金 政府検討

パートらが社会保険料の負担がないように時間を抑えて働く「年収の壁」の解消に向け、
政府は、壁を超えて長く働くことで生じる従業員の保険料負担を肩代わりする企業に助成金を出す検討に入りました。

年収の壁は、配偶者に扶養された人の年収が一定額を超えると、扶養から外れて社会保険料などを負担することになり手取りが減ります。
これを避けるために、就業調整をする人が少なくありません。
人手不足も深刻化している中、政府は対応策として助成金を新設する検討に入りました。

また、17日に育休制度の全体の見直しも示し、男性の育児休業取得率を上げるため、
「産後パパ休暇(出生時育児休業)」について、給付金の水準を、今の休業前の賃金の67%から80%台に引き上げる方針を示しました。
女性についても育休中に同程度の給付の上乗せを受けられるようにするとのことです。
休業中は社会保険料の支払も免除されるため、手取りの賃金は100%補える仕組みを目指しています。

しかし、課題は新たな財源の確保です。

ニュース元 朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/DA3S15583364.html

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