しなやかな労働市場

政府の令和5年度「雇用・労働総合パッケージ」によると、
これからの労働市場は賃金上昇とそれを支える多様な働き方を実現するために
「しなやかな労働市場」の構築が必要とのことです。

コロナ禍をきかっけに、テレワークの普及やワークライフバランスを再認識するように、個々人の多様な働き方へのニーズが高まってきています。
そのようなニーズを支える「しなやかな労働市場」の実現が課題となっています。

令和4年度雇用政策研究科「議論の整理」では、しなやかな労働市場について
「コロナ禍のような不測の事態やグローバル化の更なる進展、急速な技術革新やデジタル化による産業構造の変化に
柔軟に対応(フレキシブル)でき、かつ回復力(レジリエンス)を持つ、持続可能(サスティナブル)な労働市場」と定義されました。

将来の不確実性をありのまま受け入れて前向きに捉えることで、新たに意思決定を行っていく考え方が必要になります。
予測不可能な今だからこそ、不確実性を受け入れた上でビジョンを持つことがより求めらます。

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